誰にも内緒の溺愛旦那様
「え?」
「あたしが…ひとりぼっちだから……」
「俺の家、車ですぐなんだけど…朝、マネージャーの車に乗って、たまに君を見た。
下を向いて歩いてるのに、俺のドラマのCMが電光掲示板に流れてる時だけ、君は顔を上げて、にこって笑ってた。
ま、それに惚れちゃったってことかな。」
「そ、そんなの、鳴海さんが好きな女の人はみんな…」
「そうだけど。
そうだけど……でも、君のこと気になって仕方なくなったから。
仕方ないよね」
また笑顔。
また、胸がきゅううってなる。
「告白の返事、してくれないの?」
「あ…………っ……あたしなんかいたら……………俳優の仕事に迷惑がかかるかも……ですよ……っ…?」