誰にも内緒の溺愛旦那様
着いたお店は、また、芸能人が安心していけるお店らしい。
頼んだハンバーグが結構量が多かった。
普段何も食べてないからか、食が細くなり過ぎてて、
「残したら俺が食べるから大丈夫だよ」
「い、いえ、大丈夫です、美味しいです」
でもやっぱり無理で、
ハハハ、って鳴海さんが笑って、
食べてくれた。
「じゃあね、柚ちゃん。ここら辺高級住宅街だから、マスコミが張りにくいところでよかった」
家の前。
黒い車を路肩に停めて、
シートベルトをはずした。
「あ…はい、ありがとうございました」
「ちゃんとあの紙書いておいてね、俺の証人は書いてもらったから、あとは柚ちゃんのご両親の同意があればいいだけにしたいから」
「は……は、はい」
「あー……柚ちゃん。
ごめん柚ちゃん、今無性にキスしたい」