誰にも内緒の溺愛旦那様
外に停めてあった鳴海さんの車に乗って。
夜の道路を通っていく。
「柚ちゃんの好きな食べ物って、なに?」
「あたしは……ヨーグルト…とか」
「ヨーグルト?ヨーグルトを好きなものって言った人初めて」
「そうですかね……ヨーグルト美味しいですよ。」
「そうだね。もしかして、朝ヨーグルトだけで済ませてるの?」
「最近は………何も食べてないです」
「夜も何も食べないんでしょ?」
「…はい」
「だからそんな細くなるわけだ。栄養失調にもなっちゃうしね。料理、作れる?」
「ご飯と…味噌汁くらいなら…」
「じゃあ俺が作るよ、今度。
これから、できる限り一日に一度は俺と一緒に飯食べて」
「い、いいですよ……お仕事忙しそうですし」
「今日の貸しのお返し。婚約者としての特権」
いたずらっ子みたいな笑顔。
この笑顔も好きだな、、。
「じゃ、じゃあ…お願いします」