強引上司の溺愛トラップ
腕時計を見れば、まだ二十一時にもなっていない時刻で。この時間なら、お家におじゃましても大丈夫かな?
あ、でもまだ千鈴さんと食事してるかな?あんまり遅くならないとは言っていたし、そろそろ別れるんじゃないかなとは思ってるけど……。
とりあえず、お家に向かうなら先に連絡するべきだよね。だけど、食事中だったら電話するの失礼だよね。LINEも、気を遣わせてしまうかもしれない。
じゃあ、やっぱり今日はやめとく?でも……私にしては相当な一大決心を、鈍らせたくないな……。今鈍らせたら、明日に実行出来るか自信がない……。

うーん、どうしたらいいんだろう。

とか、いろいろ考えていたら、とりあえず足だけが課長の住むマンションの方へと進んでいって、結局、何の連絡もしないまま、マンションに到着してしまった……。
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