振ったのは僕だった。
「え!?岡田君とはどうなの!?」
お、岡田君?
『な、んで岡田君が?』
「仲良いでしょあんたら。岡田君も明らかにあんたに好き好きオーラ出してるよね?」
『プッハハ!何言ってんですか!あの子とは普通にそんなんじゃないですよ!』
岡田君は優しくて可愛くて、何て言うか弟にしたい感じ。
恋愛とかそういうので見たら何か可哀想な気がする。
「そ~ぉかなぁ~?」
牛丼を食べる手を止めて、日向さんは考え込む。