振ったのは僕だった。


「え!?岡田君とはどうなの!?」


お、岡田君?


『な、んで岡田君が?』


「仲良いでしょあんたら。岡田君も明らかにあんたに好き好きオーラ出してるよね?」


『プッハハ!何言ってんですか!あの子とは普通にそんなんじゃないですよ!』


岡田君は優しくて可愛くて、何て言うか弟にしたい感じ。
恋愛とかそういうので見たら何か可哀想な気がする。



「そ~ぉかなぁ~?」


牛丼を食べる手を止めて、日向さんは考え込む。



< 10 / 51 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop