中毒性アリ!?副編集長に手なずけられました
優しく紫水の頭を撫でてから、俺は彼女の胸に顔を埋めた。
紫水からは、相変わらず優しくて甘い、いい匂いがする。それだけでどうにかなってしまいそうだった。

「あ、真塩さんっ……」
彼女の手が俺の髪を優しく撫でる。柔らかい感触と体温に溺れて、すぐにでも理性がぶっ飛びそうだった。
「真塩さん、真塩さっ……」
紫水が何度も俺の名前を呼び、声を少しずつ枯らしていく様子がとてつもなく色っぽくて、また、そんな風にさせているのが自分だということに、とてつもない快感を抱いた。

自分の手が、彼女の柔らかい身体をこんな風にさせている。
そんな優越感に浸りながら、足の間に手を伸ばすと、紫水は虚ろな瞳で俺を見つめながら、キスして、と呟いた。

俺は、紫水の頭をもう一度優しく撫でてから、好きだよ、と呟いてキスをした。

体温、鼓動、匂い。そのどれもが心地よくて、俺は、人生で初めて、こんなにも人の肌が心地よいと感じたのだ。

紫水を抱きながら、俺は、その幸せを味わうように噛み締めていた。


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