婚約者はホスト!?③~夫婦の絆~
「だから 大阪に行ってたんだよ。向こうに 同じ条件で契約してくれる会社、見つけたからさ。」
「そうだったんだ…。」
「俺がいない間、寂しかった…?」
圭司は、私の頬にそっと手を触れた。
「うん 寂しかったし、辛かったよ…。圭司を本気で怒らしちゃって、どうしようかと思った。もう 許してくれる?」
「そうだね 夏樹のことちゃんと引っ叩けたから、許してあげる。」
圭司は思い出したようにクスっと笑った。
「あ あれは…。」
夏樹さんには悪いことをしてしまった…。
自意識過剰みたいで、ちょっと恥ずかしい。
「あ でも なつ 約束して…俺のことで不安になった時は、ちゃんと俺に話して。ひとりで我慢して、ため込まない欲しい。」
「うん わかった。」
「もう 酔っ払って他の男の匂いなんてさせてたら、今度こそ許さないから…。」
私が黙って頷くと、圭司は私の顔を両手で挟んでキスをした。
すぐに圭司の舌が、私の口内で暴れ出した。
「っん… 苦しい 圭司」
圭司の激しいキスに耐えきれず、私は思わず唇を離した。
「なつが俺に嫉妬なんてさせるのが悪い…。 やっぱり お仕置きしないとね なつの体にも…。」
圭司は悪戯っぽく笑うと、私をベッドに押し倒した。
「待って! 柚ちゃんとこにそろそろ戻らないと…。」
そう言って、起きあがろうとしたけれど、圭司に押し戻された。