不思議で異様な僕達の国
いち
—ふわっー

誰かが僕の頭をなでる

「やっとお目覚めかよ」

目の前には

目までかかった前髪、そしてボサボサの髪

ニタニタした顔の男が僕を見ていた。

「だれ?」

僕は男に問いかけた

「その前に自分の名前だろ?ぼっちゃん」

男は僕に言った
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