僕があの子を好きになっても良いですか?







「…悪かったよ」


「黒木さん」




僕は遠慮するかのように立っていた黒木さんに話しかけた

僕から話しかけるのは初めてかもしれない




「黒木さんのせいじゃないから絶対
信じて……」


「…ありがとう……!」




黒木さんがニッコリと笑う

やっぱり少し自分のせいかもって責めてた?





「そういえば黒木さん
さっき何を言い出そうとしたの?」


「あ…実はね
白羽くんって柿沢くんと仲良いんでしょう?」


「樹と?
…ん…まぁ良い方なのかな?」


「何で疑問系なの?」


「僕と樹がどこで会ったか知ってる?」


「病院だよね?

柿沢くんがサッカーやっている時に変な転び方して
骨折して入院していた時に

同じく入院していた白羽くんと会ったって」








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