Uncontrolled(アンコントロールド)
「ん……っ、ふっ」
まだ素直に声を上げるのは躊躇われてぎりぎりまで我慢をすると、堪え切れなかった声が溜息となって漏れる。
身体は朝倉の熱に陥落させられたとはいえ、付き纏う罪悪感のせいですぐには快楽にのめり込むことができない。
それまではゆっくりと性感を呼び起こすように焦らすような愛撫をして敏感なところを避けていた朝倉がその事を察知したのか、スウェットパンツの中に潜り込んでいた指先が、彼から借りたボクサーパンツの上から興奮して熱を持った肉芽へと的確に狙いを定めて、押し上げるように触れてくる。
太腿の内側や胸の頂きの周辺など、きわどい部分ばかりを撫でられていたせいで飢えたように敏感になっていた身体が、大袈裟なほどビクンと痙攣して腰が浮く。
思わず朝倉の腕にしがみ付けば、すっかり芯を持って主張し始めたそこを少し強めに擦り出す。時に爪先で引っ掻いたりきゅっと摘ままれたりしているうちに、吐息を漏らす間隔が狭くなっていく。膝がかくかくと震え出し、いつ絶頂が訪れてもおかしくはないほど追いつめられている。
「―――ッ!」
喉の奥がヒュッと音を立てて息を吸い込む。
次の瞬間呼吸を失った身体は、朝倉に背中を預けながらくずれ落ちる。もがくように肩で息を繰り返している星名を支えている朝倉の熱くて硬いものが腰に当たった。
一彰も含め、これまでの男であれば、早急に星名が穿いているものを膝まで下ろし、そのまま後ろから挿入しただろう。けれども朝倉は、星名の膝裏を掬って抱き上げるとリビングを横切って寝室のベットに連れていく。そっと下ろされて一呼吸している間に、朝倉が自分のTシャツを脱ぎ捨てる。
まだ素直に声を上げるのは躊躇われてぎりぎりまで我慢をすると、堪え切れなかった声が溜息となって漏れる。
身体は朝倉の熱に陥落させられたとはいえ、付き纏う罪悪感のせいですぐには快楽にのめり込むことができない。
それまではゆっくりと性感を呼び起こすように焦らすような愛撫をして敏感なところを避けていた朝倉がその事を察知したのか、スウェットパンツの中に潜り込んでいた指先が、彼から借りたボクサーパンツの上から興奮して熱を持った肉芽へと的確に狙いを定めて、押し上げるように触れてくる。
太腿の内側や胸の頂きの周辺など、きわどい部分ばかりを撫でられていたせいで飢えたように敏感になっていた身体が、大袈裟なほどビクンと痙攣して腰が浮く。
思わず朝倉の腕にしがみ付けば、すっかり芯を持って主張し始めたそこを少し強めに擦り出す。時に爪先で引っ掻いたりきゅっと摘ままれたりしているうちに、吐息を漏らす間隔が狭くなっていく。膝がかくかくと震え出し、いつ絶頂が訪れてもおかしくはないほど追いつめられている。
「―――ッ!」
喉の奥がヒュッと音を立てて息を吸い込む。
次の瞬間呼吸を失った身体は、朝倉に背中を預けながらくずれ落ちる。もがくように肩で息を繰り返している星名を支えている朝倉の熱くて硬いものが腰に当たった。
一彰も含め、これまでの男であれば、早急に星名が穿いているものを膝まで下ろし、そのまま後ろから挿入しただろう。けれども朝倉は、星名の膝裏を掬って抱き上げるとリビングを横切って寝室のベットに連れていく。そっと下ろされて一呼吸している間に、朝倉が自分のTシャツを脱ぎ捨てる。