どうしても‥‥君が好き

バスケ部の部室につき
コンコンと、叩くと

ドアが、開き
哲に手を引かれる。

中に入り
「くさ~い、きたな~い」
と、一人で騒いでいると

哲に腕をひっぱられ

抱き締められた。
そのままの体勢で哲は、
「桜子、好きだよ。
好きでたまらないんだ。
桜子が、気にしてるのしらなかった。
心の中で何度も
好きだよって、言っていたから、
口に出してるつもりでいた。
ごめんな。
でも、今日会えて言えたから
良かった。」

「ごめんね。大事にしてもらってるの
わかっていたのに
変なこと、気にして。
私も哲が、好き、大好き。」
と、涙が溢れると

哲は、拭いてくれながら
「桜子、大好きだよ。」
と、沢山キスをしてくれた。
「桜子、桜子を抱きたい。
落ち着いたら、旅行に行こうな。」
と、言ってくれたから、

真っ赤になりながら
「うん。」
と、答えて

二人で、おでこをくっつけて
笑いあった。



その日の夜、私の携帯に
知らない番号から電話が·····
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