どうしても‥‥君が好き

✽✽桜子サイド


みかさんの従兄妹さんから、
あからさまな
嫌がらせは、なくなったが
会えば睨んでくる。

まあ、仕方ない。と
思うようにしていた。


私達も、三年生となり
最後の大会が、近づいていた。

哲とも、本当に中々会えない。
でも、電話で励ましあっていた。
お互いに全力で行きたかったから。

でも、落ち着いたら、
二人で、旅行に
行く約束をしていた。

おばさんにも私の両親にも
哲の話しはしていた。

おばさんと哲は、良く会うから
毎回、冷やかされていたが。

大会が、終ると直ぐに進路決めとなり
バタバタする。


だけど、今はバレーボールに
全力を尽くす。





  大会は・・・
     ・・・・終わった・・・


哲のバスケは、ベスト8

私のバレーは、3位どまり、
上の大会には、行けなかった。
(2位までが全国に行くキップを貰う)

私のバレーボール生活は、
         終了した。

でも······

やること、やれる事は、
全てやった。

悔いは、なかった。
< 17 / 36 >

この作品をシェア

pagetop