BLUE‐PRINCE



……耳が痛い。


席に帰っていいかな。


耳を押さえながら、後ろに立っている校長先生に声をかける。



「校長先生、もうそろそろいいですか?」


「…………」


「校長先生?」


「……あっ、はい、いいですよ」



なにやらぼんやりしていた校長先生は、笑顔で僕を席に返してくれた。



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