BLUE‐PRINCE
「……へっ!!?」
朱架が目を大きく見開いて、立ち上がる。
オロオロしている彼女に、すかさず尋ねる。
『返事は?』
逃がさない。
ここまで僕に言わせたんだから……朱架にも、答えてもらう。
「へ、んじ、って…………」
周りを少し気にしつつも、朱架は口を開く。
「当たり前……だよっ!」
耳まで真っ赤にしながら精一杯叫んだ彼女に……自然と、頬がゆるんだ。
『──ありがとう』
「「「キャアアアッーー!!!」」」
その瞬間、女子の叫び声と、拍手が体育館中を包んだ。