Bu-KIYOびんぼう ~幼なじみと不器用な約束~
そっと、制服を脱いでドレスに手を通した。


もう5月なのに、寒いっ。


着心地は…あんまり良くない。



「着れた~?」

「ファスナーが…」


背中に手が届かない。


「入るよ~。うわ!似合うっ!!」

と小島ちゃんが入って来て、背中のファスナーを上げてくれた。


手を引かれて、練習場へ出た。


「ほら見て!」


歓声が上がった。


「ヤバイヤバイヤバイ!マジで○○様降臨!」

「いや!△△さんじゃない!?」


たぶん宝塚の女優さん?…の名前が飛び交っている。
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