Bu-KIYOびんぼう ~幼なじみと不器用な約束~
「あっはっはっは!」
タっくんの笑い声が聞こえた。
私もカーテンの裏で、可笑しくなってきた。
笑いごとじゃないんだけど。
「あはは…そんなの絶対怒られ…」
カーテンが突然開いた。
止める間もなかった。
目の前に、タっくんがいた。
時間が止まった。
この人は…誰?
こんなに背が高かった?
こんなに肩幅が…
こんな…
「どうした?」
ささやくような声だった。
息をするのを忘れそうになる。