逆転カップル~可愛い彼氏とイケメン彼女~
「も~突然出て行っちゃうんですもん」
ですよねえ、、、
穂村真尋は頬を膨らませていた。
そんな表情がとてもとても可愛い。
彼女はコップにいちごミルクを注いでいる。
「一之瀬さん…」
「樹でいいよ」
名字はどうも慣れない。
「じゃあ…樹さんはどうして歌わないんですか?」
「いや、それは…」
「折角来たんですから歌いましょうよ!」
見た目に合わず積極的におしてくる。
そう言ってくれるのは嬉しいけど
「歌うの、苦手なんだよね…」
こんなことを話したのは亜理紗以外初めてだ。
穂村真尋はぽかんとしていた。
「じゃあ、カラオケは初めてですか?」
「まあ、ね」
今まで何度か誘われたことはあったが全て理由をつけて断ってきた。
そのせいか何故かクールと言われるようになったのだが
それはさておき
「…楽しいですか?」
どうやら初めてで何も歌わないせいか
心配させてしまっているようだった。
「楽しいよ。
歌うのは苦手だけど聴くのは好きなんだ」
「そっか、それならよかった。
ところで樹さんは、人前で歌うのが苦手なの?
それとも音痴って事?」
そういえばと思った。
考えてみたらあたしは歌ったことがない。
ですよねえ、、、
穂村真尋は頬を膨らませていた。
そんな表情がとてもとても可愛い。
彼女はコップにいちごミルクを注いでいる。
「一之瀬さん…」
「樹でいいよ」
名字はどうも慣れない。
「じゃあ…樹さんはどうして歌わないんですか?」
「いや、それは…」
「折角来たんですから歌いましょうよ!」
見た目に合わず積極的におしてくる。
そう言ってくれるのは嬉しいけど
「歌うの、苦手なんだよね…」
こんなことを話したのは亜理紗以外初めてだ。
穂村真尋はぽかんとしていた。
「じゃあ、カラオケは初めてですか?」
「まあ、ね」
今まで何度か誘われたことはあったが全て理由をつけて断ってきた。
そのせいか何故かクールと言われるようになったのだが
それはさておき
「…楽しいですか?」
どうやら初めてで何も歌わないせいか
心配させてしまっているようだった。
「楽しいよ。
歌うのは苦手だけど聴くのは好きなんだ」
「そっか、それならよかった。
ところで樹さんは、人前で歌うのが苦手なの?
それとも音痴って事?」
そういえばと思った。
考えてみたらあたしは歌ったことがない。