逆転カップル~可愛い彼氏とイケメン彼女~
昇降口を出たところで突然誰かに声をかけられる。
振り返るとそこにいたのは
「真尋か」
真尋はニコニコしながら駆け寄ってきた。
何度か話すうちにどうしても自分がちゃん付けすることが慣れなくて
呼び捨てで呼ぶようになった。
「一人ですか?」
「まあ」
「じゃあ一緒に帰りましょ~!」
真尋はあたしの隣に並んで歩く。
2人並ぶと真尋のほうが小さかった。
といっても女子の中では比較的大きいほうなのだろう。
あたしが168㎝と大きいだけだ。
今まで4人で会うことはあったが
真尋と2人になることは初めてだった。
「樹さんは聞きました?
翔太君と柴田さんが付き合いはじめたこと」
「ああ、今日聞いたよ」
「僕もです。
もうびっくりしましたよ~
朝突然言うんですもん」
2人が付き合うことになったのは
昨日の夜亜理紗からラインで告白したかららしい。
「ねえ、綾瀬ってどんな人なの?」
「あいつは意外と一途なんですよ~。
女子とは親しげに話すけど付き合ったりはしないんです。」
「モテそうなのに?」
「はい、自分が好きと思った人じゃなければ
告白されても断ってしまうんですよ」
振り返るとそこにいたのは
「真尋か」
真尋はニコニコしながら駆け寄ってきた。
何度か話すうちにどうしても自分がちゃん付けすることが慣れなくて
呼び捨てで呼ぶようになった。
「一人ですか?」
「まあ」
「じゃあ一緒に帰りましょ~!」
真尋はあたしの隣に並んで歩く。
2人並ぶと真尋のほうが小さかった。
といっても女子の中では比較的大きいほうなのだろう。
あたしが168㎝と大きいだけだ。
今まで4人で会うことはあったが
真尋と2人になることは初めてだった。
「樹さんは聞きました?
翔太君と柴田さんが付き合いはじめたこと」
「ああ、今日聞いたよ」
「僕もです。
もうびっくりしましたよ~
朝突然言うんですもん」
2人が付き合うことになったのは
昨日の夜亜理紗からラインで告白したかららしい。
「ねえ、綾瀬ってどんな人なの?」
「あいつは意外と一途なんですよ~。
女子とは親しげに話すけど付き合ったりはしないんです。」
「モテそうなのに?」
「はい、自分が好きと思った人じゃなければ
告白されても断ってしまうんですよ」