逆転カップル~可愛い彼氏とイケメン彼女~
「あたしはその時、君に近いものを感じたから」


「近いものですか…
それは僕が自然と男子みたいになってるということですか?」


「うん」


「まあ、そうですよね。
女の人はズボンも穿きますけど
男の人はスカート穿きませんし。
逆でしたね。

でも僕は、あの時からあなたが女の子だと知っていました」



穂村真尋は男だった。
彼はあたしが女だと分かっていた。

そして今…


あたしは初めて男の子に告白された。



「さっきは面白かったからって言ったけど
本当はそれだけじゃないですよ?」


「どういうこと?」


「初めて2人で帰った時、あなたが僕を女だと思っていることに気づきました。
僕は会った時一目惚れしていたから怖かったんです。

もし僕が男だと分かったら、
こんな風に話せなくなるんじゃないかって」



そうだったんだ…

でも



「そんなことないよ。
せっかく仲良くなれたのに、そんなことで変わるわけない」



下を向いていた真尋は優しく微笑んだ。



「よかった…」



すごくホッとしているようだった。


男だと分かった今でも真尋は可愛い
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