Fighting fantasia
周囲を照らし出すほどの眩い光を放つウラヌスの光線。

光線の余波の衝撃波のみで、水面がモーゼの十戒の如く割れる。

それ程の攻撃を受けても。

「元気がいいな、下級戦士の分際で」

エフェスはまだまだ余力を残しているようだった。

「ちっ…化け物め」

舌打ちするウラヌス。

修行の末に神化に至り、更にはその神化を超越するほどの能力値を獲得したウラヌス。

彼の能力値は、今や3億近くに跳ね上がっている筈だ。

初めて神化に覚醒したマーズの二倍。

それでもエフェスには大きなダメージを与える事は出来ない。

『当たれば痛い』程度の攻撃は出来ているが、致命傷までは与える事が出来ない。

< 82 / 120 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop