美しいだけの恋じゃない
「ああいうやつの精度って、どうなんだろうな…。もし万が一そうだったとして、まだ初期も初期な訳だし、ちゃんと反応が出るものなんだろうか?やっぱり、医者に診察してもらうのが一番確実だと思うんだけど…」
しかし、声同様、体も小刻みに震え出した私に気付いて、ハッとする。
「ご、ごめん。ああいった病院って、なかなか敷居が高いもんな。だから心の準備をする為にも、まずは自分で調べたいんだよな」
もう声帯や舌をコントロールするのがすこぶる辛くなって来ていて、私は無言のまま首を数回縦に振った。
「じゃあ、それは俺が用意するから」
門倉保は穏やかに囁く。
「それでなくても須藤にはここまで、かなりの負担をかけてしまっているんだから、それくらいは俺にやらせて欲しい」
そして掛け布団の上に重ねて置いてある私の手に自分の手を伸ばしたけれど…。
すぐに慌てて引っ込め、話を進めた。
「……須藤にとっては不本意な結果が出てしまうかもしれないけど、もしそうなった時には、最後まで俺にサポートをさせてもらいたいと思う…」
こういう場合、私は何て答えを返せば良いのだろう。
それでなくてもコミュニケーション能力の低い私に、こんなデリケートな会話に相応しい言葉なんか、とっさに思い浮かぶ訳がない。
「あ、そうだ…」
しかし、声同様、体も小刻みに震え出した私に気付いて、ハッとする。
「ご、ごめん。ああいった病院って、なかなか敷居が高いもんな。だから心の準備をする為にも、まずは自分で調べたいんだよな」
もう声帯や舌をコントロールするのがすこぶる辛くなって来ていて、私は無言のまま首を数回縦に振った。
「じゃあ、それは俺が用意するから」
門倉保は穏やかに囁く。
「それでなくても須藤にはここまで、かなりの負担をかけてしまっているんだから、それくらいは俺にやらせて欲しい」
そして掛け布団の上に重ねて置いてある私の手に自分の手を伸ばしたけれど…。
すぐに慌てて引っ込め、話を進めた。
「……須藤にとっては不本意な結果が出てしまうかもしれないけど、もしそうなった時には、最後まで俺にサポートをさせてもらいたいと思う…」
こういう場合、私は何て答えを返せば良いのだろう。
それでなくてもコミュニケーション能力の低い私に、こんなデリケートな会話に相応しい言葉なんか、とっさに思い浮かぶ訳がない。
「あ、そうだ…」