美しいだけの恋じゃない
「えっ。い、いえ、私、きちんと決められた通りに処理をしましたが…」
「だけど実際入っていないじゃないの!」
金子さんは袋を手に取ると、口を開けて私に中身を見せつけた。
「どうしたのー?浩美」
「何かトラブル?」
するとそこで師岡さんと、パーテーション越しに声を聞き付けたらしい山本さんが近付いて来て、会話に参加した。
「あ、ちょっと聞いてよ二人ともー。今週私がお茶類のピッキング担当なんだけどさー」
師岡さんが山本さんと共に、私を押し退けるようにして金子さんの前に立ったものだから、思わずよろけながら数歩横に移動した。
その際、自然の流れで視線が後方へと向き、室内に居る人々が、仕事の手を止めて私達に注目している様子が確認できた。
「この子がほら、伝票をちゃんと入れてくれなかったのよー」
「あらやだ。何で肝心のそれを忘れるワケ?」
「信じらんなーい」
途端に師岡さん山本さんから責め立てられる。
「どうせ甘く見てるんでしょ?」
金子さんは憎々しげな口調で続けた。
「要するに雑用だもんね、これ。しかも女性社員しかタッチしないから、男性陣に『私一生懸命頑張ってます』アピールもできないし。適当におざなりにやっときゃ良いとでも思ってんじゃないのかしら?」
「そ、そんな…」
「だけど実際入っていないじゃないの!」
金子さんは袋を手に取ると、口を開けて私に中身を見せつけた。
「どうしたのー?浩美」
「何かトラブル?」
するとそこで師岡さんと、パーテーション越しに声を聞き付けたらしい山本さんが近付いて来て、会話に参加した。
「あ、ちょっと聞いてよ二人ともー。今週私がお茶類のピッキング担当なんだけどさー」
師岡さんが山本さんと共に、私を押し退けるようにして金子さんの前に立ったものだから、思わずよろけながら数歩横に移動した。
その際、自然の流れで視線が後方へと向き、室内に居る人々が、仕事の手を止めて私達に注目している様子が確認できた。
「この子がほら、伝票をちゃんと入れてくれなかったのよー」
「あらやだ。何で肝心のそれを忘れるワケ?」
「信じらんなーい」
途端に師岡さん山本さんから責め立てられる。
「どうせ甘く見てるんでしょ?」
金子さんは憎々しげな口調で続けた。
「要するに雑用だもんね、これ。しかも女性社員しかタッチしないから、男性陣に『私一生懸命頑張ってます』アピールもできないし。適当におざなりにやっときゃ良いとでも思ってんじゃないのかしら?」
「そ、そんな…」