美しいだけの恋じゃない
家に帰ってやるべき事をやり終え、一段落ついてから本文に目を通し、返信しようと考えていたのだけれど、どうせだからこの時間を利用する事にしたのだ。
受信ボックスを開くと、その後も更にメールが届いていたようで、未読のものは3件に増えていた。
新たに加わっていた、良く利用している大手通販サイト、化粧品会社からのメルマガに先に目を通してから母親のメールに取りかかる。
思っていた通り、つい最近起きた出来事をただつらつらと書き連ねているだけで、緊急性のある、重要な事柄は盛り込まれていなかった。
最後『美智瑠の方はどう?』という問いかけで締め括られている。
年末年始で帰郷した際に近況を報告したばかりで、数日前にこの質問を投げかけられたのなら、苦笑いを浮かべながらとても気軽な気持ちで『別に、変わり映えのない毎日だよ』とメールを打っていた所だけれど。
……すごいな、お母さんて。
遠く離れた場所から、何かしら、娘の異変を感じ取ったのだろうか。
お正月、炬燵に入ってミカンを食べながら、お母さんお父さんと、まったりと過ごしていたあの時からは予想もしていなかった、重大事件が起きたよ。
かつての同級生達が「やっぱり思った通りだった」「それ見たことか」と、嘲笑しながら口々に囃し立て、後ろ指を指してくるであろう、女としてこの上なく不名誉な出来事が。
せっかくここまで頑張って来たのにな…。
受信ボックスを開くと、その後も更にメールが届いていたようで、未読のものは3件に増えていた。
新たに加わっていた、良く利用している大手通販サイト、化粧品会社からのメルマガに先に目を通してから母親のメールに取りかかる。
思っていた通り、つい最近起きた出来事をただつらつらと書き連ねているだけで、緊急性のある、重要な事柄は盛り込まれていなかった。
最後『美智瑠の方はどう?』という問いかけで締め括られている。
年末年始で帰郷した際に近況を報告したばかりで、数日前にこの質問を投げかけられたのなら、苦笑いを浮かべながらとても気軽な気持ちで『別に、変わり映えのない毎日だよ』とメールを打っていた所だけれど。
……すごいな、お母さんて。
遠く離れた場所から、何かしら、娘の異変を感じ取ったのだろうか。
お正月、炬燵に入ってミカンを食べながら、お母さんお父さんと、まったりと過ごしていたあの時からは予想もしていなかった、重大事件が起きたよ。
かつての同級生達が「やっぱり思った通りだった」「それ見たことか」と、嘲笑しながら口々に囃し立て、後ろ指を指してくるであろう、女としてこの上なく不名誉な出来事が。
せっかくここまで頑張って来たのにな…。