灰色の瞳
東 嗣斗。
私のひとつ上、高3の、この学校のトップ。というか、神。
この人が学校の絶対的存在で、どっかのチームの総長とかなんとかって噂。
とにかく強くて、黒髪ですこし癖のある猫毛に整いすぎた鼻筋、切れ長で漆黒の瞳、薄く形の良い唇は
女の子たちの憧れ。
そんな彼を先頭に、そのお仲間さんたちが、4人ほどぞろぞろと続く。
やばい!隠れなきゃ!
そう思った時にはもう遅くて、ゆっくりと左を向いた東嗣斗と、私はばっちりと目を合わせてしまった。