夢中にならない。
麗はおもむろに席を立ち上がり、新垣を一瞬見てから、新垣の左耳に口元を寄せた。





「・・・だったら、部長が私のこと優秀に育ててくれませんか?」

麗は息を吹きかけるように囁き、笑顔で見つめた。
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