鬼社長のお気に入り!?
『あぁ!? USBを失くしただと?』
「すみません! ずっと探してはいるんですけど……どこにもなくて」
『この大馬鹿! ドジ! 役立たず!』
グサグサと八神さんから放たれる矢が突き刺さる。
「すみません、私……どうしたら――、あ、あの! バックアップとか取ってませんか?」
わずかな望みにかけて私は縋るようにスマホを握りしめる。
『お前に渡したUSBがバックアップ用のものだったんだ。バックアップのバックアップなんてあるわけないだろ、それに元原稿の入ってるファイルは自宅のデスクトップの中だ』
「じゃあ、それを転送してもらえば――」
『自宅の鍵は俺が持ってる。どうやって誰が俺の部屋に入れるんだよ』
完全に希望は絶たれた。どうあがいてもUSBがなければ今回の講演は失敗する。すると八神さんの深いため息がして、更に私を落胆させた。
「すみません! ずっと探してはいるんですけど……どこにもなくて」
『この大馬鹿! ドジ! 役立たず!』
グサグサと八神さんから放たれる矢が突き刺さる。
「すみません、私……どうしたら――、あ、あの! バックアップとか取ってませんか?」
わずかな望みにかけて私は縋るようにスマホを握りしめる。
『お前に渡したUSBがバックアップ用のものだったんだ。バックアップのバックアップなんてあるわけないだろ、それに元原稿の入ってるファイルは自宅のデスクトップの中だ』
「じゃあ、それを転送してもらえば――」
『自宅の鍵は俺が持ってる。どうやって誰が俺の部屋に入れるんだよ』
完全に希望は絶たれた。どうあがいてもUSBがなければ今回の講演は失敗する。すると八神さんの深いため息がして、更に私を落胆させた。