鬼社長のお気に入り!?
「まぁ、自分でやらかしたミスをお前は自分で解決した。それのどこが問題なんだ?」


「えーっと、そう言われると……わからないんですが」


「帰り際に学生が言ってたぞ、お前の前座があったからすんなり俺の話しを聞くことができたって、役に立ったな、よしよし」


 そう言うと八神さんはハンドルを握る手を私の頭にもってきて、ぐちゃぐちゃにかき回した。


「も、もう! なにするんですか」


「なんだよ、珍しく褒めてやってるのに」


 褒めるならもっとこう……優しく頭をなでるとかできないの!? って、八神さんに言っても無理か――。
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