鬼社長のお気に入り!?
予約していたホテルは大学からしばらく車を走らせた所にあった。八神さんが喫煙所で一服している間に、私は雑用の仕事であるチェックイン手続きを済ませる。が、ここで思いもよらない事態が発生した。
「……へ? な、んて?」
「お客様のご予約ですと、二名様一室で承っております。ダブルで」
な、ぬぁんですってぇぇ!? 一室……しかもダブルって――。
そうだ。これはなにかの間違いか悪い夢だ……私きっとまた車の中で居眠りしてるんじゃ――。
「なんだ、どうかしたのか?」
「夢……じゃなかったみたい」
「はぁ?」
私は項垂れながら今夜の部屋が一室しか取れていなかったことを恐る恐る八神さんに話した。
「……へ? な、んて?」
「お客様のご予約ですと、二名様一室で承っております。ダブルで」
な、ぬぁんですってぇぇ!? 一室……しかもダブルって――。
そうだ。これはなにかの間違いか悪い夢だ……私きっとまた車の中で居眠りしてるんじゃ――。
「なんだ、どうかしたのか?」
「夢……じゃなかったみたい」
「はぁ?」
私は項垂れながら今夜の部屋が一室しか取れていなかったことを恐る恐る八神さんに話した。