鬼社長のお気に入り!?
 そう言われて私は、総務部から開発企画部のデザイナーとしてとんとん拍子に異動が決まってしまった。はじめは三日間のつもりだったが、私のデザインの才能を見込んで桐生さんが人事へ掛け合ってくれたらしい。だから桐生さんには感謝してもし尽くせない恩がある。


 それからというもの、桐生さんの人柄の良さや誠実さに惹かれて、私はいつの間にか桐生さんに密かな恋をしていた。
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