鬼社長のお気に入り!?
「今の、練習ってことでいいですか?」
ずるいことを言っているのは百も承知だ。唇を噛む私を見ながら八神さんが鼻で笑う。
「練習ね、いいだろう。だったら、条件がある。今度のお題は俺に出させろ」
「いいですよ、受けて立ちます」
今度こそは絶対に負けられないんだから。私は意気込んでベッド争奪戦に臨んだ。
「お題は、お互いデザイナーらしくデザイナーに関する専門用語ってことで……ポリゴン」
いきなり始まってるし!! まぁ、八神さんがノリノリでこんなゲームするはずないけどさ、心の準備が――。
「えーっと、テクスチャマッピング!」
「プリミティブデザイン」
「アナモルフォーシス!」
「プロトタイプ」
「……えっと、えーっと~」
「はい、ゲーム終了、お前……やっぱり馬鹿だな」
くぅぅ……。完敗だわ――。
ずるいことを言っているのは百も承知だ。唇を噛む私を見ながら八神さんが鼻で笑う。
「練習ね、いいだろう。だったら、条件がある。今度のお題は俺に出させろ」
「いいですよ、受けて立ちます」
今度こそは絶対に負けられないんだから。私は意気込んでベッド争奪戦に臨んだ。
「お題は、お互いデザイナーらしくデザイナーに関する専門用語ってことで……ポリゴン」
いきなり始まってるし!! まぁ、八神さんがノリノリでこんなゲームするはずないけどさ、心の準備が――。
「えーっと、テクスチャマッピング!」
「プリミティブデザイン」
「アナモルフォーシス!」
「プロトタイプ」
「……えっと、えーっと~」
「はい、ゲーム終了、お前……やっぱり馬鹿だな」
くぅぅ……。完敗だわ――。