鬼社長のお気に入り!?
※ ※ ※



「杉野さんのアパートってこの辺?」


「はい、そうです。あ、あの角を曲がったところで大丈夫です」


 あれからアルコールも交えていないというのに長いことレストランで桐生さんと長話をしてしまった。桐生さんも疲れているというのに、吉祥寺に住む私のアパートまでわざわざ送ってくれた。


「へぇ、結構オシャレな感じのアパートに住んでるんだね」


「そ、そんなことないですよ」


 そう言いながらも、私は住む場所にはある程度こだわりがあった。
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