鬼社長のお気に入り!?
 やっぱり、私は八神さんのことが好きなんだ……でも、もう遅いよそんなの――。


 桐生さんに恋をしていた時も不毛だった。けれど、八神さんに恋をするということはもっと不毛だ。


 こんな恋に堕ちたら、私はどうすればいいの――?


 答えを探しても到底見つからない。そんな想いに私は断崖を目の前にして行き先を失ったようにな気分になった。
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