鬼社長のお気に入り!?
ジークスから歩いて三分くらいのところにわりと敷地の大きい公園がある。よく休日にはひとりで井の頭公園にでかけたりもしたが、やっぱり外の空気を吸うと気持ちがいい。
私が思い切り腕を伸ばしてリラックスしていると、バッグの中でスマホが鳴った。
「もしもし?」
『愛理? 私』
「美智? 久しぶりだね」
美智から電話も珍しいが、最後に声を聞いたのはもう数が月前だ。この時間に電話をかけてきているということは、向こうも昼休みなのだろう。
「どうしたの? しかもこんな時間に珍しいね」
『う、うん……ちょっとね、愛理どうしてるかなって思ったら急に電話したくなっちゃって……』
なになになに、この恋する乙女のような感じ! 美智も案外かわいいとこあるね……。けど、それにしては少し元気がないような――。
私が思い切り腕を伸ばしてリラックスしていると、バッグの中でスマホが鳴った。
「もしもし?」
『愛理? 私』
「美智? 久しぶりだね」
美智から電話も珍しいが、最後に声を聞いたのはもう数が月前だ。この時間に電話をかけてきているということは、向こうも昼休みなのだろう。
「どうしたの? しかもこんな時間に珍しいね」
『う、うん……ちょっとね、愛理どうしてるかなって思ったら急に電話したくなっちゃって……』
なになになに、この恋する乙女のような感じ! 美智も案外かわいいとこあるね……。けど、それにしては少し元気がないような――。