鬼社長のお気に入り!?
 さむ……。実家のほうはもっと寒いのかな――。


 すると遠くから私の乗る新幹線がやってくるのが見えて、荷物を手に取り抱えなおした。しばらく東京とも会社ともお別れだ、八神さんとも……こんな身勝手な私を今だけ許してください――。

 乗降口が開き、列に流されるように私が新幹線に乗り込もうとした時だった。
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