鬼社長のお気に入り!?
私がタブを開くと、そこにはまさにヤガミ工業で発案され途中のものだったボール型の空気清浄機がアップされた。元のファイルにはヤガミ工業株式会社、八神総司と記されていたが、この画面のものには桐生電機株式会社、桐生大樹と書き換えられていた。
「愛理ったら、ちょっと勝手にそんなのいじってたらやばいって!」
「せない……」
「え?」
「許せない!」
私はこみ上げる怒りに拳をぎゅっと握った。このままでは、ヤガミ工業のものが桐生電機のものになてしまう。発表の時間まで刻々と時間が差し迫る中、考えに考えて私はとある一つの考えに行き着いた。
「美智……この空気清浄機ね、ヤガミ工業のものなの」
「ヤガミ工業?」
「八神さんのお父さんが作った会社なんだけど……桐生社長は元々そこの会社の秘書で――」
私は八神さんに教えてもらったヤガミ工業と桐生電機の因縁について全て美智に話した。
美智は複雑な顔をしながら私の話しを聞いていた。戸惑い、信じられないといった様子で複雑な表情をしていた。
「そっか、桐生電機は……そんなことして成り上がってきた会社だったんだ……見損なったわ」
「美智、私が今からやること……黙ってなにも見なかったことにして」
「え? なにするの?」
こうして美智と話している間にも、早くしなければ桐生さんが戻ってきてしまう。
「愛理ったら、ちょっと勝手にそんなのいじってたらやばいって!」
「せない……」
「え?」
「許せない!」
私はこみ上げる怒りに拳をぎゅっと握った。このままでは、ヤガミ工業のものが桐生電機のものになてしまう。発表の時間まで刻々と時間が差し迫る中、考えに考えて私はとある一つの考えに行き着いた。
「美智……この空気清浄機ね、ヤガミ工業のものなの」
「ヤガミ工業?」
「八神さんのお父さんが作った会社なんだけど……桐生社長は元々そこの会社の秘書で――」
私は八神さんに教えてもらったヤガミ工業と桐生電機の因縁について全て美智に話した。
美智は複雑な顔をしながら私の話しを聞いていた。戸惑い、信じられないといった様子で複雑な表情をしていた。
「そっか、桐生電機は……そんなことして成り上がってきた会社だったんだ……見損なったわ」
「美智、私が今からやること……黙ってなにも見なかったことにして」
「え? なにするの?」
こうして美智と話している間にも、早くしなければ桐生さんが戻ってきてしまう。