鬼社長のお気に入り!?
「愛理、何をするのかわからないけど……私、きっとそれがいい結果になるって信じてるよ。たとえそれが桐生電機にとって不利なことになっても」


 美智は私生活の派手さはとにかく、曲がったことが人一番嫌いな性格で、生真面目なところがある。そのおかげで美智はすんなり私の話しを理解してくれた。


「美智……」


 私がこれからやろうとしていることはきっと世間を揺るがすことになる。けれど、このままなにもしなければ桐生電機はなにも変わらない。


 私は意を決してゴクリと息を呑んだ。
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