鬼社長のお気に入り!?
※ ※ ※
「なんだ、君たちまだいたの? キリコちゃんも仕事に入って」
「あ、は、はい! 行くよ、キリコちゃんこっち」
しばらくすると桐生さんが煙草の匂いを纏わせながら戻ってきた。間一髪というところだったが、私はやるべきことをして美智と一緒に部屋を出た。
危なかった……。あと数秒遅れてたら桐生さんに見つかるとこだったよ。
緊張の糸が解れると急にトイレに行きたくなってきた。
会場に出る前に行っておこう――。
「ごめん、ちょっとお手洗いに行ってくるからここで待ってて」
「え? その格好で行くの? 大丈夫? 確かそこでて右に曲がったところにあったと思うよ」
「すぐ戻ってくるから」
とにかく私は着ぐるみのままトイレに直行するべく角を右に曲がったその時だった。
「きゃっ!」
「おっと、すみません、大丈夫ですか?」
視界が悪かったせいで私は出会い頭に誰かとぶつかってしまい、そのまま体勢を崩して転んでしまった。
「なんだ、君たちまだいたの? キリコちゃんも仕事に入って」
「あ、は、はい! 行くよ、キリコちゃんこっち」
しばらくすると桐生さんが煙草の匂いを纏わせながら戻ってきた。間一髪というところだったが、私はやるべきことをして美智と一緒に部屋を出た。
危なかった……。あと数秒遅れてたら桐生さんに見つかるとこだったよ。
緊張の糸が解れると急にトイレに行きたくなってきた。
会場に出る前に行っておこう――。
「ごめん、ちょっとお手洗いに行ってくるからここで待ってて」
「え? その格好で行くの? 大丈夫? 確かそこでて右に曲がったところにあったと思うよ」
「すぐ戻ってくるから」
とにかく私は着ぐるみのままトイレに直行するべく角を右に曲がったその時だった。
「きゃっ!」
「おっと、すみません、大丈夫ですか?」
視界が悪かったせいで私は出会い頭に誰かとぶつかってしまい、そのまま体勢を崩して転んでしまった。