鬼社長のお気に入り!?
なんだかんだ言って俺は杉野に甘いのかもしれない。
あんなに行かないと言っておきながら、手短に仕事を終わらせて、俺は桐生電機の新作発表会へ向かった。たいして興味もなかったが、杉野がまた桐生に手を出されるかもしれないと思うといてもたってもいられなかった。
しかし、会場内のどこを探しても杉野の姿はなかった。どこにいるのか電話をかけようとしたら妙な格好をしたクマが激突してきた。クマは派手に転び、怪我をさせてしまったのではないかと内心焦っていると、聞き覚えのある声が着ぐるみの中からして俺はそのクマの正体を悟った。
何やってんだこいつ。
呆れていると、どうやら本来の着ぐるみバイトが急遽休みになってしまい、杉野はその代わりらしかった。「いつから桐生電機でバイトしてんだ」「うちの会社は副業禁止だぞ」と嫌味を言ってやるつもりだったが、杉野に連れがいたため紳士を気取ることにした。なにぶんイメージというものは大事だ。
あんなに行かないと言っておきながら、手短に仕事を終わらせて、俺は桐生電機の新作発表会へ向かった。たいして興味もなかったが、杉野がまた桐生に手を出されるかもしれないと思うといてもたってもいられなかった。
しかし、会場内のどこを探しても杉野の姿はなかった。どこにいるのか電話をかけようとしたら妙な格好をしたクマが激突してきた。クマは派手に転び、怪我をさせてしまったのではないかと内心焦っていると、聞き覚えのある声が着ぐるみの中からして俺はそのクマの正体を悟った。
何やってんだこいつ。
呆れていると、どうやら本来の着ぐるみバイトが急遽休みになってしまい、杉野はその代わりらしかった。「いつから桐生電機でバイトしてんだ」「うちの会社は副業禁止だぞ」と嫌味を言ってやるつもりだったが、杉野に連れがいたため紳士を気取ることにした。なにぶんイメージというものは大事だ。