鬼社長のお気に入り!?
「杉野さん、よろしくね。改めまして加納義隆です」
隣の席の加納さんは、私が初めてこの会社で会った人だ。
少し明るめの髪に綺麗に整えられた眉、リングやネックレスを身につけた今風の若者だ。
「よろしくお願いします。面接の時はお世話になりました」
「そんなかしこまらなくていいって、ここではみんな自由にやってるから、それより八神さんに意地悪されなかった?」
「え?」
きょとんとしていると、加納さんは噴き出して笑った。
「あの人、釣った魚にはエサをやらないタイプだから気をつけたほうがいいよ? まぁ、俺は八神さんより五歳も年上だし、いじめられたらいつでも言って」
釣った魚にエサはやらない。なるほど、そういうことか……何もかも、エクラルで出会ったのが運の尽きというわけだ。
隣の席の加納さんは、私が初めてこの会社で会った人だ。
少し明るめの髪に綺麗に整えられた眉、リングやネックレスを身につけた今風の若者だ。
「よろしくお願いします。面接の時はお世話になりました」
「そんなかしこまらなくていいって、ここではみんな自由にやってるから、それより八神さんに意地悪されなかった?」
「え?」
きょとんとしていると、加納さんは噴き出して笑った。
「あの人、釣った魚にはエサをやらないタイプだから気をつけたほうがいいよ? まぁ、俺は八神さんより五歳も年上だし、いじめられたらいつでも言って」
釣った魚にエサはやらない。なるほど、そういうことか……何もかも、エクラルで出会ったのが運の尽きというわけだ。