鬼社長のお気に入り!?
※ ※ ※
桐生電機に勤めていた時と同じ経路で通勤し、これからは渋谷ではなく恵比寿が私の勤務地となる。
「本日付で入社いたしました、杉野愛理です」
朝イチで事務所の従業員全員の前で自己紹介をし、以前は桐生電機の開発企画部のデザイナーだったことを話すと、みんな物珍しそうに私を見つめた。
「いや~そんな大手からヘッドハンティングされてきたなんて、八神さんもどんな手を使ったのかねぇ」
「こんな小さな会社で大丈夫? やっぱり物足りないんじゃないかしら?」
「俺もデザイナーなんだ、わからないことがあったらなんでも聞いて」
ジークスの社員はアルバイトなどを含めたら総勢で二十人。経理と総務以外はみんなデザイナーで構成されていた。アットホームといえば聞こえはいいが、ここで私はうまくやっていけるのか、まるで転入生のような心地で自分の席に着いた。
桐生電機に勤めていた時と同じ経路で通勤し、これからは渋谷ではなく恵比寿が私の勤務地となる。
「本日付で入社いたしました、杉野愛理です」
朝イチで事務所の従業員全員の前で自己紹介をし、以前は桐生電機の開発企画部のデザイナーだったことを話すと、みんな物珍しそうに私を見つめた。
「いや~そんな大手からヘッドハンティングされてきたなんて、八神さんもどんな手を使ったのかねぇ」
「こんな小さな会社で大丈夫? やっぱり物足りないんじゃないかしら?」
「俺もデザイナーなんだ、わからないことがあったらなんでも聞いて」
ジークスの社員はアルバイトなどを含めたら総勢で二十人。経理と総務以外はみんなデザイナーで構成されていた。アットホームといえば聞こえはいいが、ここで私はうまくやっていけるのか、まるで転入生のような心地で自分の席に着いた。