♡゚・*:.。 Aqua Rose Princess 。.:*・゚♡
「うわ…っ追いつかれちゃいましたよっ」
「俺が殺る」
「え?兄様、ダメよ!!」
「「カイリ様、ここは私達にお任せ下さい」」
「良いから早く行け!女は男に大人しく守られろよ。今は身分なんて関係ねぇ!!!」
カイリは大声で叫ぶ。
ビク…ッ
「兄、様…?」
「…分かりました」
「カイリ様、無事を祈っていますね」
「…っ兄様!どうかお気をつけて。私は、兄様を信じてます」
セレルナの瞳からポロリと涙が流れ落ちた。