俺様王子とメイドちゃん

励まし

わたしと湊が、勝負を約束してから5日。


わたしは、夕焼けに照らされた校舎を一人

歩いていた。




なんか、あっという間に5日経っちゃった

色んなことがたくさんあったし

まあ、大体は湊のファンの女の子からの

呼び出しなんだけどね


ほんと疲れたー



わたしは窓からグラウンドを眺めながら、

大きく背伸びをした。


グラウンドにはもう誰もいなくて、

学園中はしんと静まり返っている。



そっか、もうこんな時間なんだ・・・


でも、ゆっくり帰っても仕事の時間には間

に合いそう



そう思ったとき、視線の先に人がいること

に気がついた。


透き通るような白い肌の男子。

夕暮れの風に黒髪をなびかせながら、外の

景色を眺めている。




あの人、どこかで見た気がする

誰だっけ?



首をかしげていたら、その男子と目があった。





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