bitter and sweet-主任と主任とそれから、私-
あれから2日が経とうとしていて、明日週明けどんな顔で出社すればいいのか分からなくて、残っていた仕事もあったから、誰もいない日曜の昼下がり、私は誰もいないフロアでパソコンとにらみ合いをしていた。
別に出社する必要もない、明日でもよかった仕事量だったけれど、つい出社してしまった。
休日出勤なんて接待や社内イベント以外ですることはほとんどないのに、仕事にきて自分のデスクでパソコンと向かい合っていた。
それでも、やっぱり考えるのは2人の言葉のことばかりで、ため息の数ばかりが増えていった。
もう両手では数え切れない数のため息を漏らした時だった。
エレベータの開く音が聞こえてきて、耳慣れた足音が近づいてくる。
途端に私の鼓動が早まるのを感じて、パソコンのマウスを意味もなく動かした。
その足音がフロアまで入ってきて、止まった。