新社会人の私と不機嫌な若頭
新婚生活


『涼介さん、朝ですよ』


「…………」


『起きてください、遅刻しますよ』


「……ん。」


『朝ごはん、冷めちゃいますよ』


「……ん……、杏奈……」



やれやれ。
やっと起きてくれるのかな


ベットから出てこない涼介さん
私はベットへ潜り込み
涼介さんの胸へと収まる


「ん……おはよ」


『おはようございます』


早くベットから出たい
服がシワになる……
けど……それは言えないの。



「杏奈……」


そう言って私の首にキスをしてくる


『り、涼介さんっ、ダメですっ』


涼介さんは私のブラウスのボタンを
手早く、簡単に外してしまう……


そして、涼介さんが満足するまで
涼介さんに遊ばれる。

それが毎日の日課。
そうしないと、涼介さんの機嫌は
1日最悪なことになる。
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