甘々王子にユウワクされて。


当然高校の教科書なんかは使えなくて、ノートに即興で作った問題やポイント。


中学生に教えてると思ってやらなくては、疲れてしまう。



「でもこれはさ、If I were...で、Iなのにareじゃん」


「別の文法はあとで教えますから。基本だけでもどうにかしてください」



彼に仮定法とかまだ無理。


なのに手を出そうとするあたり、本当に中学生みたい。




……困ったな。


これは1日や2日でどうにかなるレベルじゃない。



手早く終わらせて、テスト期間の後半にもなれば篠田先輩と帰るチャンスもできたかもと思っていたのに……。


でもここまでして放っておいたらかわいそうだしなぁ……。




最後まで、責任持って教えてあげるしかないのかな。


拾ったわんこは最後で責任もって育て上げるべきよ。


正面でカタカナ英語を音読する木林くんを見ながら、諦めたようにため息をついた。



……最近ため息が多い。


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