甘々王子にユウワクされて。
* 。☆ . * . : . + * : ゜+ 。
その日のお昼休憩の時間。
「木林くん。高槻くんどこにいるか分かりますか」
実行委員をやることになったことを本人に報告するよう頼まれていたわたしは、一番知っていそうな人物に声をかけた。
高槻くんは今日まだ一度も教室に来ていない。
それも別に珍しいことではなかった。
「んー晃斗? いつものとこかな」
「いつものとこ?」
教室のどこかから、購買いこうぜ、と誘われる木林くん。
それに対して、先行ってて、と返して、場所を教えてくれる。
「屋上の南側。いつも晃斗そこでサボるから」
「屋上……ですか」
この間高槻くんと楓さんがいたのも屋上だった。
それを少し思い出してしまう。