青空ライン~君が居た青春~


「私なんかの意見を聞いてくれて……答えてくれてありがとう……。転校初日から今日まで、仲良くしてくれて……いろんなことを教えてくれてありがとう……っ。」


「波瑠にゃん……っ、それは僕達の台詞だよっ……。意見を言ってくれて……、ずっと仲良くしてくれて……、アイドルの先輩として教えてくれて……、ほんとにありがどぉ゙ぉ゙ぉ゙ー……!!」


浩輝くんは最後の方の言葉がもう涙でなにを言ってるのかわかんなくなるほど泣いていて。


「浩輝くん……っ、優斗くん……っ、祥也くん……っ、琉生くん……っ、私っ、star - meicarのプロデューサーを降りたって、この先ずっと……ずっとstar - meicarを応援してるから……っ。」


私はずっと伝えたかったことを最後に言ったんだ。


「どんなに会えなくてもっ……、star - meicarが大好きっ……!」


どんなに会えなくても。
どんなに忙しくても。
どんなにstill kingに時間を費やしても。
私がstar - meicarが大好きっていうことにはずっと、変わりないから……。



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