青空ライン~君が居た青春~


「あの子の様子がおかしいと思ったら……これが原因だったのね……。」


川村社長は深いため息をついた。
私はスレッドを読んでいく。


「"star - meicarのプロデューサーが代わったらしい?!"……なんでこれ、世間に……?」


プロデューサーが代わった、なんていちいち発表するものでもないし、その前に私がプロデューサーだったことは、誰にも関係者以外は知らないはず。

なのに、なんで……?!


「"あーだから西園寺のX'masイベントのステージ枠に入れなかったんだ"……"前のプロデューサーの時は、すっごくstar - meicar良かったのに"……"star - meicar可哀想"……"出来ないプロデューサーが就いて、star - meicarはだんだん人気が落ちてくるのは目に見えている"……なんですか、これ……。」


私はスレッドを読んで、絶句した。
なにも知らないくせに、なんでこんな酷い書き込みを……。


「社長、これ……どうするんですか。」


私は頭を悩ませている川村社長に聞いた。



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