青空ライン~君が居た青春~


「でしょでしょ~♪それでいかないかしらっ♪」


「うんっ、決定♪」

 
そうして勝手に私とゆーちゃんの二人で、ファンサービスの催しを決定した。

ほかのメンバーは、二人の会話に入ってこようとはしなくて、ストレッチやツアーの企画書を見ていて、すっごく集中している。
……うーん、どうしよっかな、今日のメニュー。1年生達が見てる前で、6人でかたまって会議をするのもあれだし……。


「ねぇ、ゆーちゃん、今日どうする?こんなに1年生達が集まってくれてるのにさ、会議っていうのもあれだし……。」


「そうねぇ……なら、"welcome to fiveking scountry"でもやりましょうか♪」


「……だね!オープニングにやる曲だし!」


……"welcome to fivekings country"は、ツアーで最初にやる曲で、このツアーの名前と同じ曲。
この作詞をすると同時に、このツアーの細かい設定が決まって効率がとてもよかった。


「皆、今からオープニングやるわよ~!」


「りょーかい」 


「わかりました!」



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