青空ライン~君が居た青春~


「そーよぉ♪とにかくっ、……りょーちゃんは……ちゃんとケリ、つけなさいよ?」

 
「……うん。わかってるよ。」


俺は……still kingという場所が、とても居心地がよくて……誰よりも依存していたのかもしれない。
最後まで俺は……still kingに助けられてたんだな……。


「……さぁ、今日は卒業パーティーなんだから、気持ちを切り替えましょ♪こんな暗い気持ちじゃ、料理も美味しくないわぁ♪」


「そうですね!遊佐先輩、行きましょう!」


「ふあぁぁ……ふ……。俺もいく~……。」


そう言って3人は料理の方へいってしまった。
……ありがとう。
俺はその背中に、お礼を言った。


「俺決めたっ☆」


そしてなぜか突然、當真はでかい声を出した。……さっきまであんなに怖い顔してたのにな。超笑顔じゃん。


「……なにを?」



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